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工大祭 あとがき 前編【準備日〜1日目】

皆さんこんにちは!部長のきなこ屋です。


10/29(土)、30(日)は東工大にて工大祭が実地開催されました。

東工大パズル同好会も展示企画「PuzzTech 2022」を行いました。


ご来場いただいた皆様、まことにありがとうございました!


今回は、工大祭前後の流れを振り返っていきたいと思います!!


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【準備日 10/28(金)】


いよいよ明日は工大祭!


11時、講義室H1102で準備開始です。

大丈夫、忘れ物はない…ハズ…!


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さて、今回の企画「PuzzTech 2022」では、主に3つの展示を行います。


(1) 工作展示

やん氏発案の突飛な企画にして今回の目玉。

皆様ご存じのペンシルパズルを、なんと立体にしてしまおうというのです。

えっ、まだ完成してない…? 急いでー!!


(2) 紙展示

紙面で解けるパズルを展示します。ラインナップは数独、ヤジリンをはじめ、実績ある(?)11種類。

副部長・がおか氏が原稿を用意してくれました!


(3) 部誌販売

部員のオリジナル問題を詰め合わせたパズル誌です!

なんと1冊¥100-

展示パズルの11種類に文字パズル3種を加え、28p豪華72問を掲載。

※現在、データでの販売を行っております。


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といった具合で、3つの展示を並行して準備していきます。


まずは怒涛の中綴じ作業。部誌の印刷は外部発注ですが、これはまだ紙の状態。

表紙込み7枚×n部を手作業で二つ折りにして、ホチキスでとめていきます。

最終的に108部の部誌が出来上がりました。煩悩が透けて見えます。


「25部は売れるといいですね」

「自分用に1人1部は持って帰れるかねぇ」

などと呑気な会話をしている彼らは、この後の地獄に気付こうはずもない…。



続いては紙展示とポスターの印刷。の、はずだったのですが…。

どこかの部長が印刷機を予約し忘れていたせいで、印刷機の順番待ちをする羽目に。

色々あって、紙展示はなんとか印刷できましたが、ポスターを貼り出すのは当日にずれ込んでしまいました…原稿を作ってくれたぶすじま氏、ごめんなさい!


ポップアップのごとく主張するポスター(右下)


その間に、紙展示の解答を用意します。

机に解答プリントを貼り、その上に紙を被せておく仕掛けになりました。

と、ここで…


  「せっかくだし、ハロウィン仕様にしませんか?」


そう、10/31(月)はハロウィン。ただ置いておくだけでは味気ないので、被せておく紙をハロウィンらしく装飾しようというのです。

丁度よく、オレンジ色の画用紙が6枚ありました。さぁ1人1枚デザインするぞ!


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工作展示の製作風景


まだまだタスクは尽きません。

工作展示を急ピッチで進める人。

紙展示を配置する人。

ハロウィン風の装飾を作る人。

それぞれが万全の体制を整えていきます。


黙々と作業を進める人々


しかし時間は有限。

気付いた時には21時を回っていました。

まだやることが山ほど残っているのに…なんとか残りの仕事を分担して、帰路につきます。


はてさて、間に合うのでしょうか…?

そしてお客さんは来てくれるのでしょうか…!


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【本番1日目 10/29(土)】


仄かな不安を他所に、当日はやってきます。


高校生の如く早起きして、8時から最終確認。

開場まであと2時間です。


そういえば、トーシス氏の工作展示がまだ完成してないんだった…

彼は何をして…えっ、遅刻?

9時30分に着く!?


一時はどうなることかと思いましたが、そこはトーシス氏。

完成した工作を手に、しっかり9時半にやってきました。

一堂に会した工作を見て、いよいよ緊張が高まります。


さぁ、1日目スタートです!


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朝日が眩い開場直後


少しずつ、来場者の方がやってきます。

工作展示も紙展示も、多くの方が腰を下ろして考えてくださり、だんだん人が増えてきました。

5人でも10人でも、少しでもわたしたちの作品をご覧いただければ至上の喜び…。


椅子が埋まり始める


…。

えっ…。

流石に繁盛しすぎでは…!?

事前の予想ではこの部屋に5人いれば万々歳などと思っていたのに(失礼)…!?


お昼前には既に来場者数が100人を超え、部誌も15部は売れようかというところ。

椅子は常にほぼ全て埋まっています。仰天!


おかげさまで、部員は休まる暇が全くありません。

毎時間2人で回そうとしていたのが、今となっては冗談のよう。


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ここで1つの問題に気づきます。

18時までこのペースだとしたら、1日目で部誌はほぼ全て売れてしまいます。

紙展示の方も足りるかどうか…。

これが俗にいう「嬉しい悲鳴」というやつですね!


急遽、紙展示の問題を250人分増刷しました。

しかし、目玉の部誌は今からでは用意できません…

仕方ない、これも来年のための貴重なデータと思いましょう。


お昼時の引き潮も束の間、午後は嵐のような一層の人出です。

椅子を増やしても(※十分な感染対策を講じております)席が全く足りません!

部員はルールの説明にてんてこ舞いです。


何気なく壁際に飾っておいた知恵の輪やボードゲームが、存外にもお子様方の人気を博していたりしました。


昼過ぎ、人出いまだ衰えず、人手いまだ足りず


当初、この展示を観にいらっしゃる方は、元々ペンパを知っているか興味がある方、特に大学生が大半なのではないかと予想していました。


それが実際には、親世代の方、小さなお子様方を含め、老若男女実に様々な方々に来場いただき、そしてパズルに触れていただきました。


おひとり、英語ネイティブの来場者の方に、拙い英語でのりのりをご案内したりもしました。余談ですが海苔はseaweedだそうです。


月並みな感想ではありますが、パズルは万人が斉しく楽しめるものであり、そうした場を作れてよかった、と実感したのでした。


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時間はあっという間に過ぎ(冗談抜きに体感30分くらいでした。)

まもなく18時の閉場となっても、人の波は引かず。

最後は18時半頃まで、パズルに熱中していただきました。


1日目、部誌は96部も売れました!

明日はすぐにでも完売してしまいそうです…。


と、一息ついたところですが、実はここからもう一仕事あるのです。

疲弊した身体を引き摺って、何が始まるのでしょうか…。


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前編はここまでです。

本当に怒涛の前日〜1日目でした。

1日目終了〜2日目は後編へ続く!

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