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工大祭 あとがき 後編【1日目〜2日目】

こんにちは!後編は電卓が執筆を担当させていただきます。

前編はコチラ


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【本番1日目 10/29(土)】


1日目が終わりました。

こんなにお客さんが来てくれるなんて!

こんなに部誌を買ってもらえるなんて!


部員たちは1日中働いてヘトヘトに疲れていましたが、確かな達成感と満足感に満ちていました。

しかし、課題もかなり多く見つかっています。



まず一つ、


お客さんが多すぎる!!!


きなこ屋も言っていたように、((会場に数人、合計50人くらい来れば良い方かな……))と想定していましたが、甘すぎました。


受付の集計では、1日目にご来場いただいたお客さんはなんと588人!!!

一番混雑した15時からの1時間には、ありがたいことに137人ものお客さんが来て下さいました……!


予想を遥かに上回る来場者に対応できる設備を整えているはずもなく。


が足りない

鉛筆が足りない

ルールが足りない

部 誌 が 足 り な い


何もかも不足し、十分に堪能できないまま帰られた方もいました……


部誌の印刷は業者に依頼していたため、増刷することはできませんでしたが、ルール等対応できる部分は改善しなければなりません。


ルールの増刷については家で印刷して持ってくることにしました。


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そしてもう一つ。

この日、僕はずっと会場で見回りをし、ルールや解き方の助言等をしていたのですが、最も気になったのはそうです、


ルールが分かりにくい!!!


紙展示ではニ○リのサイトからそのまま引用したルールを置いていました。

しかしパズルは11種もあったため、○コリにあるような図での説明は省略し、文字だけのルール説明としてしまいました。


その結果……


「のりのりは部屋内でも2個セットじゃなきゃダメなの?」

「橋をかけろは斜めに引いてもいいのか?」

「へやわけってなんですか?分断禁?3部屋連続?」


予想外に小さなお子さんも多く来ていただいたことも相まって、お客さんの手元を覗いては

「あぁすみません、実はへやわけはですね……」

とルールを説明して回っていました。


これは早急に対応せねばなりません。僕たちはすぐに作業に取り掛かります。

初心者でもわかりやすいようにルール文章を書き換えました。

また、例題として簡単な解答盤面も添付しました。



工作展示の修正等、細かい修正や修復をしているとあっという間に21時を回り、翌日までにすべきことを確認し、解散しました。


僕は帰るやいなや、そのまま玄関でパタリと倒れて死んだように深く眠る……

という訳にもいかず、色々と翌日の準備をしてから布団の中で眠りにつきました。


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【本番2日目 10/30(日)】


朝早くに起き、前日に用意したルールや解答の印刷をしてから学校に向かいます。


準備中の会場に入り、すぐに机の増設、ルールや解答の用意等の準備を進めていきます。



そして10時になりました。工大祭2日目の始まりです!


2日目もお客さんが少しずつ、少しずつ……と思っていたら、なんと10時台でもすでに1日目の倍以上の来場者が……!

嬉しいことに本日も忙しくなりそうです。


そして案の定。

最後の3部を3人グループのお客さんに買っていただき、11時過ぎに、部誌108部、完売となりました!!!


長い時間と手間をかけてきた部誌の完売に、少しの間驚きと喜びに浸っていました。

購入していただいた皆様、本当にありがとうございました!


完売!!!!!


そんな喜びも束の間、客足はどんどん伸びていきます。

ここからは部員の様子とともに2日目を振り返っていきます。



ぶすじまさんは、おまけとして展示していたブロックスというボードゲームでお客さんと対戦していたのが印象に残っています。

面識のないお客さんどうしと一緒に遊んでいたようで、皆さん楽しんでいただけてよかったです。


昼には、がおかさんがエネルギーチャージのゼリー飲料を買ってきてくれました。

朝からの対応で喉も渇き、お腹も空いていたので本当に助かりました。


受付では、廊下にも届く挨拶と勧誘で、きなこ屋さんが声を張り上げていたこともあり、来場者数は増加していく一方でした。

12時から15時あたりでは1時間に100人以上のお客さんに来ていただき、1日目に引き続き会場内は大盛況でした。


予想だにしない大盛況!


そんな中でも前日よりはスムーズに接客が行えたのは、机の増設とルールの改訂のおかげです。

1日目には永遠にへやわけの分断禁の説明をしていた僕は、2日目は説明量がグッと減少し、飾りで置いてあった高難易度の知恵の輪の解説をしていました。


他のサークルでの活動を終えて合流したやんさんは、友人とともに楽しそうにパズルを解いていました。

皆さんにもパズルに興味を持っていただけたようで、本当に良かったです。


初めは接客に緊張していたトーシスさんは、だんだんと慣れてきて、最後には膝をつき、お客さんと目線を合わせて丁寧に話している姿も見られました。

部員自身の成長が図れたことは、このイベントの大きな成果の一つとなりました。



そして刻々と時は過ぎ、閉場の時間となりました。

最後のお客さんが出て行った時、一気に緊張が解けて気が抜けてしまいました。


やり切った!!!


その後は、少し外のビンゴ大会の雰囲気を見たり、写真を撮ったりしてから、片付けをしました。


部員たちの工作パズル


片付けの後は、打ち上げに行きました。

30分ほど歩き、みんなで話しながらしゃぶしゃぶをたくさん頬張りました。


工大祭の準備以前は全てオンラインで活動していたため、お互いの顔も知らない部員たちでしたが、今回ともに成し遂げることで絆を深められました。


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普段と違い、制作した問題を自分たちの目の前で解いてもらえて、面白いと言ってもらえるのはとても新鮮で、これ以上にない喜びを感じることができました。

初めての工大祭で、予想外の出来事も多く大変でしたが、大成功を収めることができて良かったです。


ご来場いただいた皆様及び、ここまで読んでくださった皆様、


ありがとうございました!!!



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部誌について、多数のご要望により、データによる再販が決定しました!

部員たちが作成した計72問の大ボリュームの1冊が100円でお買い求めいただけます。

興味のある方は販売中のウェブサイトをご確認ください!

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